ピンクの服を着た女性に感じる優しさとセクシーさ

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若返りたいならピンク

 

 

老若男女を問わず、好きな色の上位にランクされるのがピンクですが、年をとるごとにファッションとして身につけるのには 抵抗感が生まれてくるようです。
しかし、年配の女性が、さりげなくピンクを着こなしているのを見ると、センスが良くて、 きっとおしゃれ心のある人に違いないと感じてしまいます。
男性の多くは自分で身につけるというよりも、女性のピンクの服装にやさしさやセクシーさを感じているようです。
といっても、最近は男性もネクタイやカッターシャツ、あるいはゴルフウェアなどにピンクを取り入れることは珍しいこと ではなくなってきました。

 

欧米では、ピンクが若さや幸せを象徴する色だと考えられてきました。
たとえばアメリカでは、ピンクのインテリアに囲まれながら、洋服もピンクのものを着て生活していると、 肌艶がよくなるなどの若返り効果があったという実験結果があるそうです。
医学的な観点からみても、ピンクという色は、女性ホルモンの分泌を助ける効果があり、痴呆防止や脳の活性にも効果がある とされています。

 

幸せの象徴としては、『バラ色の人生』という言葉があります。
これは、世界で最も有名なシャンソン歌手といわれるエディット・ピアフが歌って、1944年にミリオンセラーとなった 『ラ・ヴィ・アン・ローズ(バラ色の人生)』が日本でも大ヒットしたことから、さまざまな場面で使われるようになりました。
バラ(ローズ)の花には真っ赤もあれば、白、黄、オレンジといった色もありますが、欧米で幸せや喜びを表す色は赤みがかったピンクなのです。
これ以外にも、英語で『ローズのベッド』といえば、気楽な境遇にあるという意味で、『ローズを集める』は 快楽を求めるといった意味になります。

 

ところが、日本では古くからパッと咲いてパッと散る桜の花のピンクと人生の無常を重ね合わせてきた伝統もあり、幸せや喜びの 色としてとらえるよりも、なにかしら悲哀を含んだ色ととらえられてきました。
日本でピンクが若返りや、女性ホルモンの分泌効果があると注目され、様々な生活の中に取り入れられたり、好きな色として 上位に入るようになったのはつい最近になってからです。
このようなピンクに対する日本人の意識の変化によって、 従来なら考えられなかったところにピンクが取り入れられるようになりました。
その代表がナースのユニフォームです。

 

女の子なら誰もが一度は憧れると言われるナースは、『白衣の天使』と呼ばれるように、ユニフォームの色は白と決まっていました。
ところが、今ではピンクが珍しい色ではなくなりました。
かねてから私は、患者に冷たい印象を与えてしまう白はやめて、やさしさとかやわらかさが感じられて、元気も出てくる有彩色に、 できることならピンクにすべきだと思ってきたこともあって、こうした変化には大賛成です。
日本では今後急ピッチで高齢化が進んできますが、いつまでも若さを保つために、年齢や性別に関係なく、ファッションの中に もっとピンクを取り入れていくべきだと考えています。